UFOもUAPも、「正体が現時点で特定できていないもの」を指す言葉です。どちらにも「地球外のもの」という意味は含まれていません。両者の違いは、主に“対象の広さ”と“使われる文脈”にあります。
UFOとは(未確認飛行物体)
UFOは Unidentified Flying Object の略で「未確認飛行物体」を意味します。日常では「宇宙人の乗り物」として語られがちですが、UFOという言葉そのものに地球外由来の意味はありません。空に何かが見え、その正体がただちには確認できない状態を指す中立的な言葉です。
UAPとは(未確認異常現象)
UAPは Unidentified Anomalous Phenomena の略で「未確認異常現象」と訳されます。UFOが「飛行物体」という語感を持つのに対し、UAPは飛行しない現象や水中で観測される現象も含む、より広い概念です。2020年代以降、政府機関や研究機関では UFO より UAP という呼称が主流になっています。
最も大切な区別:「未確認」≠「地球外」
「未確認」とは、正体が分からない状態を指すにすぎず、「地球外由来」を意味しません。未確認であること自体に、地球外技術や超常現象の証拠が含まれるわけではなく、両者はまったく別の概念です。航空機・人工衛星・惑星・レンズフレアなど、どの可能性も残っている状態そのものを「未確認」と呼びます。
呼び名の移り変わり
- 1947
空飛ぶ円盤
ケネス・アーノルド事件の報道から広まった呼び名。
- 1950年代〜
UFO(未確認飛行物体)
より中立的な呼称として定着。
- 2020年代〜
UAP(未確認異常現象)
政府・研究機関の公的文脈で主流に。空に限らない現象も含む。
話題が大きいぶん、見聞きした情報を既知の現象と照らし合わせて冷静に見分けるリテラシーがいっそう大切になります。具体的な見分け方は UFOの見分け方、用語の詳細は UFO/UAP用語集にまとめています。
よくある質問
UFOとUAPの違いは何ですか?+
どちらも「正体が特定できていないもの」を指します。UFO(未確認飛行物体)が古くからの呼称で、UAP(未確認異常現象)は空に限らない現象も含む、より新しい公的な呼び方です。いずれも「地球外のもの」という意味は含みません。
UAP(未確認異常現象)とは何の略ですか?+
Unidentified Anomalous Phenomena の略で「未確認異常現象」と訳されます。以前は Unidentified Aerial Phenomena(未確認航空現象)と呼ばれていましたが、対象が水中や宇宙空間にも広がったため、現在は Anomalous(異常)を用いた呼称が使われています。
「未確認」は「地球外」という意味ですか?+
いいえ。「未確認」は正体が現時点で特定できていない状態を指す言葉で、地球外技術や超常現象を意味しません。航空機・人工衛星・惑星・レンズフレアなど、どの可能性も残っている状態そのものを指します。
なぜ呼び名がUFOからUAPに変わったのですか?+
「飛行物体」という語感では、水中や宇宙空間で観測される現象を捉えきれないためです。2020年代以降、政府・研究機関がより広い概念として「UAP(未確認異常現象)」を公式文書で用いるようになりました。
あわせて読む: UFOの日(6月24日)とは / UFO鑑定士とは
